ACでHSS型HSP的ネコ族のつぶやき

「なぜ自分だけ?」アダルトチルドレンでHSPっぽい既婚女性の生きづらさ備忘録

生きてて良いのかと肩身が狭い

今回も関西在住の主婦である私・Shinori個人の

気持ちや経験を書かせていただきます。

 

誰か(何かの)の役に立たない限り、自分は生きていてはいけない。

そんな自分にとり、羽根を伸ばしても良い居場所なんて無い。

たぶん無意識でしたが・・・

じつはずっとず~っとそんな感覚を抱えながら

生きてきた自分だったんだ~・・・ということに

気づく出来事があったのを覚えています。

 

それは新卒で就職したばかりの職場での小さな出来事でした。

今となっては昔のことです。

あんなにちっぽけ過ぎる出来事を覚えているのなんて

当時のあのフロアでも私一人だけなのはマチガイなしです。

 

どんな出来事だったかというと・・・

 

配属先の部門で私たち新人が自己紹介の挨拶をした時のこと。

私に順番が回ってきました。

短い挨拶のしめくくりに私が「役に立てるように頑張ります」

と言ったところ、直後に部長がこう言うのが聞こえました。

「『役に立ちたい』なんて事言った奴、初めてやなあ!」

他の管理職も「初めてやな!」と同意していました。

私は驚きました。

大きな上場企業でとても大勢の新人を見てきたはずの管理職たちが

「役に立ちたい」と言う人に一度も会わなかったのか・・・?

 

もともと、自分はどこか人と違うとずっと思っていたし

「こんなことは貴方が初めて」と(良くも悪くも?)何度も言われてきたけれど

「役に立ちたい」という挨拶は世の中で「普通」だと思っていたからです。

 

ワタシの挨拶は一見「よい子」っぽいけど・・・

なにか世間一般の感覚とはズレてる?

 

私の場合、自分を「役立たず」「ごくつぶし」だと

ずっと卑下してきたのでしょうし、入社直後の

未熟な新人という立場もあったため

「役に立てるようにならなきゃ」という

本心を挨拶の言葉に含めたのだと思います。

 

最近、アダルトチルドレンというタイプの人々が

同じような感覚を持ちやすいと知りました。

 

おかげで、こんな自分にももしかしたら

「お仲間」がたくさん居るのかな・・・と感じられるように

なってきて、少しだけほっとしています。

 

同じような生きづらさを抱えている人たちにも

なにか共有できる部分があればと思います🌷