私自身は「親」という立場になったことがありません。
なので子供視点で親子関係を見て来たと思います。
特殊な条件で育ったゆえに「共感者」が殆ど
見つからず、ずっと心がひとりぼっちでした。
そんな自分が言うのもなんですが・・
子供視点ですと、大半の親が「毒親」になってしまうそうです。
限界のある人間でありながらも、自分は「正しい」と信じて
家族のため一所懸命に頑張ってきた親御さんが少なくないはず。
その結果、毒親認定されてしまうって悲しいですよね。
つくづく「親」というものは大変な立場だなーって思いますし
だからこそ「毒親」という言葉を私は好きになれません。
こうして便宜的に使ってはいますが・・
さて、自分が「毒親」だと気づける人、気づけない人の
違いはどこなのでしょうか？
前回もご紹介したカウンセラーさんである高橋リエさんが
YouTube動画で、それについて取り上げておられました。
ご参考になれば幸いです。
「トカゲ人間」という表現、けっこう的を射ていますね。
親という立場でなくても、多くの人に当てはまりそうです。
うちも親兄弟に当てはまり・・
とくに、わが妹がこの「トカゲ人間」の極みです。
妹はもしかしたら自己愛性パーソナリティ症候群では？
って思うことも多いですけどね・・
世の中には本当に人間の〇ズ、または犯罪者のような親もいます。
そういう「悪」の親が存在することは事実だと思っています。
ですが・・大半の「毒親」はそうではなく、限界のある弱い
人間でありながら自分なりに家族のためと一所懸命生きてきた
私たちと同じ人間だと思っています。
違いは、どちらが先の時代に生まれてきたかぐらい。
父いわく、私が母から一番イジメられて育ったそうです。
私は、ずっと生きづらいままの自分が、かなり重度のアダルトチルドレン
だということに、友人との会話がきっかけになり近年やっと気づきました。
ところが、私よりずっと恵まれた環境で育った妹のほうが、私と違い
「自分には基本的に非はない、悪いことはすべて酷い親のせい」というスタンスです。
悪いこと『だけ』親のおかげだとしておきながら
良いこと『だけ』が自分の功績？ですって？
何その自分にとってだけ好都合な「ゼロヒャク思考」は？
私としては、とてもアンフェアで卑怯な考えに思えるので
自分は（たとえいまだに苦しんでいるアダルトチルドレンという
立場であっても）そういう決めつけをしたくないと思っています。
身近に妹のような事例がある自分としては
ほぼ「すべてが」親や環境のせいという考えは
あまりにも「極端」だと思わざるを得ませんし
この考えである妹は「白馬の王子」として現れた
夫ともケンカが絶えず、いまだに不幸なままです。
わが妹のことは反面教師にしたいものです。
ご参考になれば幸いです。
